アラサーぬるオタ婚活中!

アラサーでオタで元ゲーマーな女が婚活します。

天から地へ落ちるほどの

更新が滞ってすみません。

この一月ほどで、自分の環境が天から地へ落ちるほどの体験を致しました。

現在、解決に向け、相手方に法的措置を検討中です。

とはいえ、こんな修羅場滅多に経験できないので、いつか、この場でお話できればと思います。

その時は自分も笑って話せますように。

そして、皆さんに笑っていただけますように。

そして、また婚活再開できますように。

Mについて。②

正直、なぜいきなりベッドに潜り込んでくるのか、理解できなかった。



それでも拒否しなかったのは、夜も遅く疲れていたのと、その場のノリのようなものと、


「二次オタのMは私に興味など持たないだろうし、Yもいるから最悪襲われはしないだろう」



という甘い考えからだった。


狭いベッドで向かい合って寝るのも憚られ、私は壁を向いた。


「…………。」



寝息しか聞こえなかった。



「ほらやっぱり」と、安心して目を閉じた。


ベッドの下からは早々と眠ったYのイビキが聞こえていた(笑)



30分ほどした頃。


ごそ…ごそ…

衣擦れの音で、目が覚めた。


まだ起きてたのか…と、確認しようと、寝返りをうとうとして、



私「……!」

M「え……!?」




気付いたとき、私はMにホールドされていた。

思いの外近くで、私の方を向いて寝ていたMの胸にダイブした形になっていた。

あまりの急な展開で、私は動けなかった。



どうやらそれをOKと捉えたM。



私の腰に腕を回した。



思わず顔をあげると、眼前にMの顔。


唇に柔らかい感触。


えー……と、これは、キスされたのか……?


かちこちに固まる私はその後、


キス→ハグ→キス→ハグのループをされるがままされ続けたのでした。



朝まで。

Mについて。

学生時代に付き合った人に、Mという人がいる。



出逢いは私が所属していたサークル。



文化系マイナーサークルに珍しく入部してきた男子の一人だった。



この人は夜這いがきっかけで付き合った。





何度でも言おう。


夜這いが きっかけで 付き合った




Kもそうだったが、この人も初対面の負のオーラが半端なかった。



それもあり、付き合い始めは正直好きじゃなかった。



きっかけは、サークルの発表会。



準備で終電を逃した彼ともう一人のメンバーY(男)が家に泊まりに来た。



二人とも「女子は2次元に限る(キリッ」童貞乙なキャラを全面に出していたのもあり、全く警戒してなかった。



深夜アニメを視聴して盛り上がり、いよいよ就寝。



客用布団は一組しかない。私はベッド。



大きめだし夏だからMとYで上手くシェアしてね、と思ったところ



M「俺、そっちがいい」



彼はなんと私のベッドに潜り込んだ。

Kについて。③

結局、Kと完全に切れたのはいつだろうか。

覚えていないが、覚えている限りで色々あった。

私は大学進学に伴い、地元を離れて関西にいったのだが、Kは数回私のアパートを訪ねた。

最初はセフレ感覚だったが、その内私も目が覚めて、拒否を始めた頃にストーカー化。

アパート前(オートロックで入れない)でドアをガンガンやられて、知人に助けをもとめたこともあった。

Kはその後地元を離れて東京へ行き、そこで出会った彼氏持ちの後輩に居候されて困っているとかいないとか。



良かったね、K。他の人が知りたいって言ってたもんね。

Kについて。②

付き合い当初は楽しかった。



何をしたとかではない。帰る途中の電車を途中下車し、ぷらぷら歩いたり、ベンチに座って話したり。

初めての彼氏ということもあり、それだけで満たされ、ドキドキした。



初めてのキスは立体駐車場の最上階(笑)

色々ギリギリのバレバレだけど、二人の隠れ家と信じていた。

抱きしめられ、キスをされたときには、これ以上幸せなことはないなと思った。



帰ってからはメール&電話。

当時、定額制なんてなかったから、それはそれは大変な額になった。

使いすぎで親に携帯を取り上げられたこともあった。

それでも懲りずに電話を掛けた。

家の電話は恥ずかしかったので、わざわざ近所の公衆電話を使ってかけたことも。

改めて時代感じるなぁ……(笑)





ただ、彼は頑なに人前で私と並ぼうとしなかった。

交際は非公認。

手を繋ぐなど、もっての他。

今思えば不思議に思うが、当時は田舎の学校でカップル成立という話もあまりメジャーではなく、自身も周りの事があって、公になるのはまずかった。

彼に対しても、「恥ずかしがり屋さんなのね☆」と、脳内処理して、一切疑問を持たず、3か月を過ごした。





付き合い始めて暫く経つと、彼からの要求が増えた。

・足が太いので痩せろ
・料理を作れ
・当時ネットオークションで8000円をこえるCDがほしい
・3000円以下のプレゼントはゴミ
・夜に悪夢を見るから朝まで電話を切るな(電話代は当然こちら持ち)
・下着はピンク一択
・服に1000円以上かけるな


今思えば完全なモラハラてしかない!!



……しかし改めて書くと、さすが高校生。

要求が面倒くさい、かつ地味(笑)



しかし、当時の私は違和感を持つことなくこれらを全て守った。



馬鹿じゃねぇの?



要求はさらにエスカレートし、



そしてついに、その日が来た。



その日の前に、事前に彼から用意するよう言われたのは、

・バスタオル
・ウェットティッシュ
・消毒液
・ゴム

えー、タオル貸してくんないの?

ゴムはわかるけど、消毒液?

血が出るから股の消毒?死ぬわ!!

……と、不思議に思いながら100均で揃えた。



冬休みの最終日。



電車とバスを乗り継いで、1時間半かかる彼の自宅へごとごと向かった。

雪が降っていた。



彼の家に行くと、案内されたのは、風呂場。


ぽかんとする私に、全裸の彼が言った。



K「ベッドだと、汚れるじゃん。初めてって血が出るんでしょ。」




何度もいうが、冬の、雪が降る寒い日だった。



冷たい冷たい、いろんな色の石のタイルの上に横たわった。



(バスマットは汚れるからと敷かせてくれなかった)



彼は時おり寒いと言って温水のシャワーを浴びていたが、私には上に乗った彼から滴る冷えた滴が当たるのみ。



寒かった。ただただ、痛かった。



このときようやく初めて、



あぁ、私はこの人に大切にされてないのかな。



と思った。



思った頃には終わってたけど(笑)





事が済んで、痛む身体に、持参したバスタオルを巻いてしたことは、風呂場の消毒。



これがあの、彼に言われて買ってきた消毒液の用途だ。


K「血とか汚いでしょ。親に臭いでばれたくないし、痕跡残さず綺麗にしてね」




ちなみに彼はその頃、風呂からでて一人で温かいココアを作って飲んでいた。



消毒薬を、床に塗りたくった。



惨めで、惨めでならなかった。



その日は帰ってから、両親の顔が見れなかった。



大事に育ててもらった娘の処女を、あんな男にあげてしまった。って。



彼から別れを告げられたのはその数週間後。



K「本当は美人の彼女が良かった。隣を歩くのも嫌だった。でもエッチがしたかった。今は他の人が知りたい」



若いというか清々しいクズだが、当時の私は



肉体関係=もう別れる心配はない



というお花畑脳だったので、断固拒否。



卒業まですがりまくって、



「それならエッチだけさせて」



という彼のクズ提案にまんまと乗りセフレと化したのでした。

Kについて。

Kと言うと、バンプとか、夏目漱石の「こころ」が有名だけど、私には真っ先に思い出す人がいる。





その人は、私の初めての恋人。私のダメ女要素を作り上げた人。



Kとの出逢いは高校。同じ部活だった。
文化系マイナー部の、その年入部した4人のうちの一人だった。



正直、第一印象は「根暗で陰気なメガネくん」。

後々聞いたら、その頃は背伸びして入った高校のレベルに付いていけず、病んでたそうな。この辺りの相性は抜群である(笑)




Kとは、打ち解けて来た頃に、よくゲームの話で盛り上がった。

ただ、向こうは理系こちらは文系と、部活以外の接点はなく、ちょっと喋れる男友達という関係だった。



ことの発端は、2学期に入って私がクラスで馴染めなくなったこと。

当時、同じクラスだった女子Mが、私にやたら突っかかってきた。

聞くとどうもMはKと幼馴染みで、一時は両思いの公認の仲だったとか。

(お互い明言はせず、正式な付き合いはなかったとのこと)

それが、

Kと私は夏休みの部活で親密になる。

Mは自分の部活で忙しくKと会えず。

新学期になってみたらあたしのKに変な虫がついてるやないのキー!!



要するに、私がやたらKと馴れ馴れしくしてるから嫉妬したようだ。



元々私も背伸びして入った高校で馴染めなかったのもあり、Mが少し吹聴したことでクラスで一気にボッチに。



人目が気になって仕方なく、授業中以外部室で過ごすように。



またその頃、私は中学時代のクラスメイトから半ばストーカーまがいのことをされ、精神的にかなり参っていた。



その事をある夜Kとの電話の中で相談すると、



K「俺が守るσ(`・・´ )キリッ」

と、向こうから告白?された。



途中、ゆずの「命果てるまで」みたいな歌を歌われた。

今思えば痛いんだけど、あの時は凄く嬉しかった。今思えば痛いんだけど。


お付き合いを始めたのは9月になった頃でした。

そもそも

そもそも私は、どうしてここまで独り身で残ってしまったのか。

そのことを先日、高校時代の先輩に相談すると、

「みつかは男を駄目にするだめんず養成マシンだからな」




だめんずうぉーかー、ならぬ、だめんずメーカーとな。

その時はえーってなったけど、言い得て妙というか、なんと言うか。


思えば今まで異性と綺麗にお別れ出来たことないなぁ。